TIDAについて

安全で適切な治療を提供し
終身知創・自己研鑽に努め
親しまれ信頼される院として社会に貢献する

「オーシャンサイド鍼灸院てぃーだ」のホームページをご覧いただき、ありがとうございます

まず私が訪問鍼灸治療を行う理由を、お伝えしたいと思います。
私は12歳の時、10万人に1人と言われる確率でギランバレー症候群を患いました。 四肢麻痺になり、緊急入院から始まる寝たきり生活、そして3ヶ月間の車椅子生活を経験しました。その後、リハビリと退院後の鍼灸整骨院での治療がきっかけとなり、将来は病気で悩む人々を助けたいとの思いが芽生えました。

様々な医療資格の中で私が鍼灸師を選んだのは、訪問鍼灸の存在を知ったことです。

ある本で「末期がんだったおじいちゃんが自宅で最期を穏やかに迎えることができた。それには訪問鍼灸を最期まで受け続けたことだった」と、いう内容に衝撃を受け、自分が提供したい治療はこれだと確信したのがきっかけでした。

私の父も癌でした。５７歳でした。本人も悔しかったし寂しかったと思います。病院で最期を迎えました。 モルヒネ投与を選択した後は、父のカラダがここにある。お迎えが来るのをただ待つ。それだけの状態でした。当時もし訪問医療の存在を知っていたら、住み慣れた自宅に連れて帰り日常の家族の声や生活の音がする家の温もりや香りの中最後まで生きることができたんじゃないかと。それを知っていたらきっと自宅を選択してたと思います。 皆がそれがいいとは限らないとはおもいますが、一人でも多くの人に訪問鍼灸の存在を知ってもらいたいという思いが大きいです。

私はこれまで、一般企業で不動産業営業や社長秘書、 また医療関係では、総合病院、整形外科、脳外科、鍼灸整骨院、訪問鍼灸専門院等に勤務し様々なことを学ばせていただきました。 これまでの経験を活かし 、鍼灸治療を通して私がしてもらったように、目の前の患者様がその人らしく毎日をお過ごしいただけるようサポートすることが私の使命だと心に刻んでおります。

地域の皆様のお力になれるよう、目の前の患者様に寄り添い日々精進してまいります。

2023.12.8
OceanSide鍼灸院 TIDA
三宅弘晃